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プレゼンの達人 その2

皆様 こんにちは。すっかり夏です。

セミが毎日一所懸命に鳴いていますね。
私自身は夏が大好きです。良く「しっかりとスーツを着ているのにいつも涼しい顔をしていますね。」とか言われます。
汗はもちろんかいているのですが顔にはあまり汗がでないようです。
それでだと思いますね。
スーツも暑苦しいとも言われるのですがキッチリとしたスタイルをするのが好きなのでお許し下さいませ。

実は、前回のブログを見ていただいた方からとんでもないご指摘をうけました。

「前回のブログ「プレゼンの達人」の続きも早く知りたいのですが!その前の「シニアは元気!山手線を貸しきった」の続きもはやくしろ~!と怒られました・・・。

よく反省しておきます。

で、今回はプレゼンの達人のその2を書き、次回にシニアは元気のその2を書いていきますね。

その前に。沖縄でのセミナーが記事になっております。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-243085-storytopic-5.html

こちらもご覧頂ければと思います。

さて、いつもながらの前置きが長くなりました。

プレゼンの達人その2の本編に入ります。

前回のその1では

1.プレゼン内容は良かった。
2.担当者は確実に説得できた。
3.でも結果商品は採用されなかった。

簡単に言うとこういったことですね。

では、なぜ採用されなかったのでしょうか?

・ライバルの存在があったから。
・価格が高かったから。

そういったこともあるでしょう。

でも実はそういった理由では無い他の原因で上手くいっていない例が
とても多いのです。

特に、それは「説明型商品」と言われるような
「ちゃんと説明をしなければ理解されにくい商品」
において多く見受けられます。

この場合の商品は「サービス」とかの言葉に置き換えても
もちろんOKですよ。

では振り返ってみましょう。

あなたは

1.プレゼン内容は良かった。
2.担当者は確実に説得できた。

と判断しております。

担当者は説得できたのも事実だと思います。

ところが!!この
「担当者を説得できた」
が、大きな盲点になっている場合があるのです。

通常はあなたがプレゼンを行う場合、
あなたが相対するその「担当者」を説得(説明)することにのみ
注力をいたしますよね。
だから「その担当者を説得」できたことで
成功と勘違いしてしまうのです。

どういうことか?

その担当者が「決裁権限者」であった場合は
これで間違いございません。
あなたの素晴らしいプレゼンによって
商品は購入いただけるでしょう!

ところが。

多くの場合はあなたが説得した方は
決裁権限者では無いのです。
その上司として例えば「部長」がおり、
更には「社長」がいらっしゃる。

こんな場合はどうですか?

担当者はあなたのプレゼンに感銘をうけた後に
部長に商品の素晴らしさを説明します。

でも、担当者は「あなた」では無いのです!

商品を扱っている、あるいは開発し、「企画書」を書いたのは
あくまで「あなた」です。
担当者はあなたが作った商品をあなたが作成した企画書に則って、
その商品のプレゼンが「誰よりも上手い」あなたに説得されたのです。

担当者はあなたではありません。

だから、「あなたほど上手く説明は出来ない」のです!!!!

加えてもうひとつ重要な点が。

「企画書」です。

その企画書もあなたが「実際にお会いする」担当者に
「話しながらお見せすること」を前提に作っていませんか?

もしそうであれば。

その企画書は「あなたが説明しなければ」効果が薄いものに
なってしまうのです!!!

先ほどの例で行きましょう。

先方の担当者はあなたのプレゼンを四苦八苦しながら
思い出し部長に説明し、なんとか部長のOKは頂きました。
で、次は部長が社長に説明します。

ところがところが。

あなた→担当者→部長→社長
と矢印が進むに従ってドンドン説明できることが
「薄く」なってしまうのです。

極端な例では
最終決裁は役員会でおこなったりする場合、
もしかすると其の企画書の説明は「誰も」せず(出来ず)、
単に「企画書だけ」で決定が行われる。可能性もあります。

あなたの企画書は、あなたが説明することを前提に書かれている。
ならばその企画書だけでは説得できないのです!

今回の部長も見事!社長に説明できませんでした。

もうお分かりですよね。

問題は「あなたのプレゼンの方法」と
「企画書」自体にあったのです。

であれば、どうすればよいか?

方法はいくつかありますが、例えば

・企画書は2つ作成する。

1つは内容がしっかりとしており補足説明のいらない物。

2つ目はダイジェストにまとめてあり担当者が説明しやすいもの

これである程度は今までの問題をカバーできます。

加えてもう1点。担当者があなたのプレゼンを
気に入ってくれたのなら。

・担当者にプレゼンの要点をわかりやすく説明する。

こともおこなうとより効果的です。

これを行うことで担当者があなたに代わって
部長にプレゼンをしやすくなりますので。

いかがでしょうか?

「誰に対してのプレゼンか?」

を常に意識した企画書作りやプレゼンの方法を
是非行って下さいませ。

結果がたのしみですよ。

ちなみに月に1~2度、弊社大阪北浜のオフィスにて
私のセミナーを開催しております。

現在はなんと!無料で行ってます。
セミナーと言ってもビールを飲みながら楽しく学んで頂きます。

次回の開催は8月19日の19時~
テーマは「安売りをしないで商売をする方法」になると思います。
(変更する可能性もありますが)

参加ご希望の方はこのブログにコメントを頂ければと思います。
あっと!飲み物食べ物はご持参下さいませ。

是非大阪でお会いしましょう。

それでは又。

 

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