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論理的思考方法

皆様

こんにちは。
ブレインワークス大阪支店は本日より新Officeに移転しております。
北浜駅より徒歩2分位の場所になります。
セミナールームも設けましたので、今後毎週私のセミナー(と言う名の飲み会?)を開催して参りたいと思っております。
スケジュールは近々お知らせいたしますね。

さて、前回のブログで「面倒くさいコンサル」とは一体何を行うのか?と書きました。
今回から何回かに分けてこの「面倒くさいコンサル」の内容をかいてまいりますね。

基本的にはコンサルティングは「お客様の悩み」を解決することだと思っております。
その悩みは多種多様となります。
以前書きましたフィロソフィーを作るとか、集客方法とか、戦略的にある市場に出たほうが良いか?とか、諸々です。
そのお客様によって全く異なる悩みを分析することから始めます。
ポイントは
「お客様の悩みの一番のポイントはどこか?」
をまず見つけることです。
このポイントは把握しているお客様もいらっしゃいますが、ここから始めることが多いのも事実です。
例えば、「売上をUPさせること」を目標にコンサル依頼をされる場合、よく言われるのは
「お客様候補の母数が足りない。この母数を増やすために話題をつくりメディアにとりあげられるようにしたい」
こんな話です。

でも本当のポイントはお客様の認識とは異なっている場合が多いのです。
もちろん話題を作りパブリシティ効果を狙うのは大切ですし、私もいつも行っております。
(この話は又後日書きますね。)
ただ、それ以前に「本当にお客様候補は足りないのか?」から検討に入ります。
もしかすると持っていらっしゃるお客様候補を「十分に活用していないだけ」の事も多いのです。

勿体無いですよね!
この十分に活用しているか?を見極めるのが、私が提唱しております「ピラミッド理論」になります。

ピラミッド理論って?

私が言っているだけなので当然ご存知無いと思います。
KPIとCRM、プロセス管理の考え方というとなんとなく理解出来る方もいらっしゃると思います。
簡単にいうと
1,売っているモノの購入にいたるプロセスを「段階的に」明らかにする。
2.明らかにされたプロセスを検証し、「段階ごと」の「効率」数値と%を出す。
3.出された効率%を各段階ごとに「少しづつ」効率をあげる為に「何を行う」のか?の手法を導き出す。
この中でのポイントは3の「少しづつ」上げる為に「何を行う」のか?になります。

(手前味噌ながら、このピラミッド理論を活かした業務改善により経済産業省から(正確に言うとその外郭団体で経産省の後援団体です)表彰をされております!添付の写真がその時の表彰式になります。どこに写っているか?分かりますか(笑)。)

お客様が「コストを掛けて一所懸命におこなっている事」が、売上をあげる為の一番のポイントではない!ことがよくあるのです。
先ほどの例だとお客様候補を増やすために広告を打つ。その効果を上げるために四苦八苦している。
こんな感じです。
でも、この段階ごとの効率化を明らかにし、段階ごとに「対策」を施せば、新たな集客は必要ない。
ことも多いのです!!!!
他段階の改善のみでOKというわけです。

ですからまずは本当のお客様の悩みの「本当のポイント」の発見から入るわけです。
その発見の為に使うのが「論理的思考」になります。
この論理的思考方法で重要なのが
1.漏れ無く余り無く
2.分けて考える
3.段階的に考える
のたった!3つになるのです。
もちろん沢山あるのですが、本当に重要なのがこのたった3つの考え方なのです。

ということは・・・・
この3つの考え方や思考方法をマスターすれば、あなたも直ぐに「論理的思考が出来る人」になるわけです。

相変わらず長くなってしまいました。
1についてはコンサル的手法で良く言われております。(MECEと言われています)
が、あまり書かれることのない2と3について特に次回~書いて参りますね!

それでは又!

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