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カンダタの話し

皆様こんにちは。
今は沖縄県の慶良間諸島座間味村におります!
自己紹介でも書きましたが私が観光大使を拝命している村です。
今年27年ぶりに国立公園に指定され、今沖縄で一番のホットスポットですね!
海の綺麗さ、透明度は世界有数!アメリカのTV局CNNが選ぶ世界のベストビーチにも選ばれております。
ミシュランの観光ガイドでも日本で最高の2つ星を獲得している唯一のビーチと島ですね!
皆様もぜひご来島下さいませ。
http://www.vill.zamami.okinawa.jp/
あっと!大事なことを。座間味にはあくまで仕事ですからね!決して遊びで来ているわけではございませんよ。しかもなんと日帰りです(笑)。

さて、前回問題を出させて頂きましたが、お考え頂けましたでしょうか?
多くの方はこんな風に回答されると思います。
「一番いらないのは4で決定だよね。一番必要なのも1で決定と。すると2と3がどちらになるかだよね。」と悩まれるはずです。
これだと点数をつけると0点になります。
これは世界的企業GEのジャック・ウェルチが言っていた話をそのまま書いたものです。
以下が彼の言っていた言葉の要約となります。
「能力が高くてフィロソフィーが一致しない社員は、今直ぐ!やめさせなさい。これが一番いらない
、会社にいてはいけない社員です。フィロソフィーが一致しないということは不幸なことです。
なまじ能力があるだけに、その人の周りには人が集まります。その集まりは会社や貴方の方針とはちがうことを話します。すると会社にはトップが2人いることになります。
これはとんでもないことです。そういう人はその人とフィロソフィーが一致する企業にいけばお互いに非常に幸福になれます。
だから今直ぐ!首にすべきなのです。
次にいらないのはもちろんどちらも無いひと。でもこういう人の周りには人は集まりません。
自然に辞めてもらえれば越したことはない。
一番重要なのは能力は低いけれども会社の考えることに共感している人です。
もちろん能力が高くフィロソフィーが一致する人が会社の利益の大半を生み出します!
ただ、そういった方だけでは利益は生み出せないのです。その周りにいる彼らをサポートする人々がいなければ能力が高い人は全く生きてきません。だから彼らを大事にしなさい」
こんな話でした。
だからこそ、前回私が書きましたYESマンが重要だということなのです。
日本にも
「船頭多くして船山に登る」ということわざがありますね。まさにこれと同じだと思います。
いかがでしょうか?
ご納得頂けましたでしょうか?

で、やっと本日の本題に移りますね。
良く皆様から言われます。
「どうしたらそんな発想ができるのですか?」
これはお褒めいただいていると勝手に解釈してますが「なぜいつもそんな変な発想をしているのか?」と言われている気もしてます(笑)。

昔小学校の頃ですが読書感想文コンクールで賞をもらった記憶があります。
ただ、この記憶はあやふやで先生に怒られた記憶もありますが。
課題は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」でした。
皆様蜘蛛の糸の話はご存知ですよね?
大雑把にいうと

カンダタという悪人が地獄に落とされていた。そこに1匹の蜘蛛がいた。カンダタは蜘蛛を助けることにした。それを見ていた神様が「カンダタも良いことをする。ちょっと助けてやろう」と考え天から蜘蛛の糸をたらす。
それをみつけたカンダタは地獄から抜け出すチャンスとばかりに、その蜘蛛の糸を頼って登り出す。
かなり上まで来て下をみると、なんと!無数の罪人が下から登ってくる!
それを見たカンダタは「俺の糸だ。皆が登ると切れてしまうでないか!みんな落ちろといって、糸を自分の下で切った?
これを見ていた神様はカンダタに絶望してその糸を切ってしまう。

こんな内容だったと思います。
これをみて皆様はどのように書きますか?
「カンダタは悪いやっちゃ!、せっかくの神様の好意を無にした。やっぱり悪い奴はダメや!」とかなるのでは無いでしょうか?
私はこう思いました。
「神様はとんでもない!、蜘蛛を助ける位のことはどんな悪人だってやっている。にも関わらずカンダタたけをたすけるとは、なんてことだ! しかもカンダタだけでなく他の罪人も登ってくることは神様ならわかるはず。もし全員が登ってきたら天国はどうなるのか?
神様の身勝手な行動は許されない」
こんなことを書いたはずです(笑)。
今でも結構真実をついているなぁ~と思いますね。

「発想とは普段自分が考えない方向から物事をみること」
だと思ってます。
例えば会社で新規プロジェクトを募集しているとしましょう。
でも中々良いアイデアは浮かびません。
そのためには突飛なことでもOKです。無理やり何かを考えてみましょう。
又普段考えていることとは真逆の立場から考えてみましょう。
普段売る側だけから考えているのであれば、買う側から考えてみましょう。
ディベートとかでも良くありますが、自分の意見だけでなく、逆の意見を自分が持っているものとして考えてみましょう。
そうすると違った世界がみえてくることがあります。
常に新鮮な意見、新鮮な考えを吸収する。
これがとても重要なことなのです。

会社でもその世界にどっぷりとハマっていると他の意見が見えなくなります。
そんな時に役立つのが「コンサルタント」なのです。
コンサルと言うと「口だけ」と敬遠されがちです。
私も口だけのコンサルは大嫌いです。
でも新しい発想をおこなえるコンサルタントは使い方によってはとても有効ですよ!
宣伝っぽくなってしまって申し訳ございません。
ただし、コンサルタント選びは慎重にしてくださいね。
悩んだ時は当ブレインワークスにおまかせを!!!
ブレインワークスもコンサルという言葉は実はあまり好きではありません。
私共は「ペースメーカー」という言葉を使っております。
「お客様と一緒に物事を考え実践していく!」こんな会社です!!!
きっと貴方のお役にたてると思いますよ。

座間味村の素晴らしい景色の中からの投稿でした!
それでは又!!

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